カテゴリ:IPPO通信より( 6 )

 

こんにちは。

久しぶりの更新です。
なんだか年度末はばたばたしますね。というかいつもかもしれません。。。

通信から転載です。
あれからもう1年です。
いつの間にか収束しているような雰囲気になってますが、
今もなお避難生活をしている人がいます。
テレビでは、めったに取り上げられなくなったのですが、
今も地震は頻発していますし、放射能汚染は続いています。
学校給食に使う食材を検査している結果がネットで調べられるそうです。
驚くことに微量ですが検知されているものも使用しているとのこと。驚きです。
知らない間に内部被ばくさせられているかもしれないのです。
外食産業で使われている食材はどうなのでしょうか。
怖いと思いながらも一度便利な生活をしてしまうと、なかなか抜け出せないのも事実です。
でも、やっぱり基本姿勢を示す必要がありますよね。。

 大阪市の動きが気になります。市バスの運転手の年収を4割カット!なんてことも。
それに国歌起立条例が可決。だなんて!
記名式のアンケートやメール調査など、非人道的なことを平然と行う。
それも権力の力で。
これは、ヒトラーの時代では?と驚きます。
この動きを容認する、もしくは面白おかしく推し進めようとするメディアの動きも異常だと思います。
公務員がいい給料をもらってるから?公務員がお役所仕事してるから?
それとは全く異なる次元の話なのに、ごっちゃにした公務員批判は危険だと思います。


 なんて色々書きましたが、話は変わって、
みなさんの進級と卒業、入学を心からお祝いします。
大きくなることは、人間誰もが嬉しいものです。
一つづつ年を重ねながら自分を確かめつつ、自分への自信へつなげていってほしいなと思います。
作ることや描くことは、自分を表現する方法の一つでしかありません。
創作が苦手な人ももちろんいるし、苦手な人がいることは当然かもしれません。
自分では、思ったようにできなかったけども、「まぁ。これもいいな」と思えることや、
自分のイメージとは違うものができたが、これも自分の作品だ。と思う。
そういった経験を重ねるのもいいなと思います。
その経験には、周囲の鑑賞の目が欠かせません。
感じたことを具体的に伝える。けしてけなすことではなく、
素敵に感じるところを伝えてくれる鑑賞の眼差しです。
アトリエに参加する人にも「何?変なの。」と言う人がいます。
言われた人の気持ちを少し考えてほしいのです。
「いっぽ、いやや。」という人がいます。
自分のこどもへいつも話しているような口ぶりで作品を好評する方がいます。
その場では(その親子内は)OKですが、
周りの人はドキドキして、自分への批判と受け取る人もやはりいます。
残念ですが、それがきっかけになったりするですよね。
家族でその人の作品を見て褒め合う時間を作ってみてください。
作ること描くことを楽しめるやりがいにつながります。
お迎えに来られた時は作品を見に、部屋へ入ってください。
自分のこどもだけでなく、他のこどもの作ったものを見て、鑑賞してください。
感想を言い合うだけでも、嬉しいものです。
けなす言葉でなくて、褒める部分を見つけてください。
そうするだけで、自分の作品を愛することは誰もができます。

こんなメッセージを保護者の方々へ送ってみてます。
なかなか、言葉だけでは伝わりきれないのですが、やっぱり発信していきたいです。

fukumoto megumi
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by art-space-ippo | 2012-03-28 11:36 | IPPO通信より | Comments(0)  

IPPO通信'08.11

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IPPO通信

 11月よりお休みをいただいています。(産休)
しかし、特にやることがなく、はや3日めにしてヒマでとけそうな日々を過ごしています。
早くIPPOにもどりたいなあ~と。
とは言え、かなり大きくなったお腹はしんどいものですね。
この機会に小物を作ろうとしたのですが、お腹に圧迫されて制作はなかなかできず、
ストレスは増すばかり。
世のお母さん方には益々尊敬の念が。遠出も出来ず、制作も出来ず、今はパンをこねたり
ミシンを踏んでみたり、久しぶりの主婦を満喫しております。
 秋は食欲の秋ともいいますが、芸術の秋でもあります。いろんな充実した展示もこお時期が一番多く、どこの美術館、ギャラリーもかなり力をそそぐ時期なんです。
IPPOが無いぶん、つくることから遠のいてしまう‥なんて不安な方はぜひともこの時期に美術館めぐりをしてみてはいかがでしょうか?
ギャラリーは大阪なら西天満あたりに集中してあります。京都なら三条界隈、神戸は海側ビルなど。ギャラリーは入場無料ですし、現代アートも多く見られ、子どもと一緒に回ると子どもの見方を知れて楽しそうですよ。
私も生まれたらいっぱい見て歩きたいなと今から楽しみにしています!


                              megumi fukumoto
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by art-space-ippo | 2008-11-15 23:36 | IPPO通信より | Comments(0)  

IPPO通信 NO.32

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早いものでもう2007年も半分終わろうとしていますね。
ふと外を見れば青々と木々が茂り、爽やかな風を葉のゆれる音で知らせてくれます。
もうすぐうだるような暑さが訪れるとは想像も難しいです。
子どもたちは新しい環境に少し慣れて、春から頑張っていたストレスを吐き出せるのもこの頃でしょうか。一生懸命背伸びをしていたり、張り切りすぎたり、少しずつ自分のペースを取り戻す、いまの自分で良いんだと感じられたらいいなぁと思います。

by.megumi fukumoto
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by art-space-ippo | 2007-06-25 08:20 | IPPO通信より | Comments(0)  

私たち大人が今、しなければならないこと

今、テレビでも叫ばれている格差の広がり。子どもの貧困も深刻化しています。
2004年度の尼崎市の生活保護受給率は1995年度からの増加率約2%も。
国際比率を見ると日本は+2.3%も。
これを見るとスタートラインにたつ時点ですでに格差があり、機会・チャレンジの平等さえ、格差は明確になっています。
今の社会の仕組みでは、大学卒業までの「並コース」で子ども一人に約2985万円。最もかかるコースはなんと6064万円だそうです。貧困の再生産・世代間連鎖の基礎が作られているように思います。
NHKの格差を考える特集番組では、「高」を東京の学校、「低」を尼崎の学校で紹介していました。子どもの文化的な生活を守るのは親だけではなく、地域の大人すべての責任である、と思いました。
IPPOをみても、参加している子どもの親だけでなく、たくさんの大人が生きるうえで大切な活動の場だと応援し、見守っています。
 私たち、大人が今しなければならないことは、社会保障の解体とも言える今の政策の流れをどのように受け止めるか。
そして、子どもと人間の未来を守るために、どのように声をあげてゆくのかを考えることではないでしょうか。

                          megumi fukumoto
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by art-space-ippo | 2007-04-11 22:18 | IPPO通信より | Comments(0)  

No.29 苦手意識を持たせない

最近、臨床美術を学んでいる友人と話をしました。

臨床美術は、認知症の方を対象とした芸術療法の一つですが、
美術家が提案するアートレシピを用い、なんと約75%の方に効果が現れている
というものです。
中でも用いるアートレシピには、たくさんの見るべき点があります。
 日本人の約90%が描く事を苦手と答えるそうです。
しかし、鑑賞することは約95%の人が好きと答える。
比較的高齢の認知症患者はさらに割合が高くなります。
その方々を対象に一回の製作体験(二時間)後には、もっとやりたい!と思わせるのです。

詳しい内容はここで紹介できませんが、私がまず驚いたのはそのパーセンテージの高さでした。なぜ、苦手になるのか。
2歳頃は、ほとんどの子どもが絵を描く事に躊躇しません。しかし、4,5歳になる頃には、もうはっきりと苦手である人が生まれたりします。
ほとんどの場合は、大人になるまでの友人や大人のなんらかの傷つく一言が原因だったりします。
軽い気持ちの一言が、その人のその後を決めてしまうのです。
つい、うっかり、の一言が苦手意識のはじまり‥。

しかし、美術家にだって、そんな経験はあります。そのとき、救いの誰かがいてくれるだけで、
大きな支えになるそうです。
IPPOはそんな場所でありたいな、と思います。が、この話を聞いて、私自身、正直、
どきりとしました。
皆さんは、いかがですか?

求めているものをつい、うっかり「これ、何?」「わからんわあ」なんて言ってませんか?

最後に臨床美術士は絶対に上手だね、とは褒めません。賞賛すべき具体的な箇所を見つけて
伝えるそうです。
これなら、皆さんにもできそうですよね。
子どもたちの作品を眺めつつ、いいな、と感じた点をさらりと伝えてあげてくださいね。

                                     by.megumi hukumoto
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by art-space-ippo | 2007-03-24 23:57 | IPPO通信より | Comments(0)  

No.28 孟母三遷の教え

新聞でこんな記事を目にしました。「孟母三遷の教え」です。
はじめ、墓地の近くに住んでいたら、子の孟子が葬式ごっこばかりする。
そこで母は街中に引っ越した。今度は商いの真似ばかりするので、次は学校のそばに引っ越した。
すると礼儀作法を真似たので、そこに落ち着いた‥

教育に環境の影響は大きいという教えだそうです。
教育だけでなく、生きるうえで環境は少なからず影響するものだろうと思います。
私たちの暮らしの中にも、時に本物の美しさを実感できる時間が必要です。
美しい器で食事をすることや、季節のあれこれを体感することは、
心に大きなゆとりと細かなひだを作ると思います。

私が幼いころから親は本物(いいもの)と出会うことを大事に思い、機会を作ってくれたものです。
いまよりも、バーチャルな物が高価だったこともありますが、TVよりも演劇を、CDよりもコンサートを、テレビゲームよりも友人を。
そんな経験のひとつになればと、IPPO主催の展覧会を企画しています。
作ることを仕事にしようとしている作家の作品を集めて、展示したいと考えています。

                                   by.megumi hukumoto
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by art-space-ippo | 2007-03-24 23:39 | IPPO通信より | Comments(0)